トーク・アット・カフェ

久々に,SHIちゃんとお気に入りの喫茶店にて音楽談義などを.特に彼の『東方夜想譚』を中心に,音楽アレンジについて話をしました.


彼の日記と音楽を参照していただいた上での話しなのですが,彼の音楽はBGMとしてのゲーム音楽に対して,物語性を曲の中に持っているのだと僕は解釈しています.そういう意味で映画音楽的と言えるかなと思うんですよね.

彼の東方アレンジ曲が評判良く受け入れられているのは,今まで無かった解釈,パターンでのアレンジだったからではないかなと思います.いわゆる4つ打ちアレンジや音色を変えただけの曲というのが多く出回っている中で,新鮮な感覚で受け入れられたというような感想があるみたいです.僕も曲を聴いたときにそういう印象を持ちました.ゲームに出てくるキャラクターを生かして,新しい物語を描いたようなアレンジになっていると思うんですが,いかがでしょうか.
メタルが好きな人がアレンジをするとメタルになるし,ゲーム音楽が好きな人がアレンジをすると,ゲーム音楽の範疇を超えないのってことになるのでしょうか.やっぱりそれぞれのバックグラウンドが出ると思ったりします.クラシックとか聴いていた彼は,それが反映されてる訳ですが,そう考えると,アレンジと言えども各人の音楽性が反映される,なかなか深いなと勝手に納得してしまう次第です.


東方アレンジ曲を作ってみる事に興味あるんですけどね.原曲が広く知られている点,公開しやすさの点で,アレンジとしての評価をしてもらいやすいと思います.でも,東方シリーズをあんまりやってない自分には,イメージが湧かないってのが致命的かな(汗