実は黒でした

前の日記は,酔っ払ったまま書いて訳わからなくなってましたな(汗)


19日の日記.あんまり書くこと無いんですが.
最近,研究室に篭りっきりで,研究室のソファーか,教室の事務イス並べて寝てたんですが,ひさびさに自分のベッドで寝まして.9時間くらいの快眠が出来ました.いいですね.暖かい布団に包まって眠る.至福とはまさにこういうことでございます.


明日からセンター試験が大学で行われるのに伴い,夕方からの大学の立入禁止となりました.作業したい人はいるんですが,今週末は研究も出来ないですよね.まぁ,そういう訳で,駅前にくりだしてちょいとお買い物など.


駅前に行くと,必ずスタバに行ってしまいますね.そこで,この前買った森達也さんの「世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)」という本を暫く読んでいました.森達也さんについてはキーワードを参照で.ドキュメンタリーはフィクションだと言い切る一方で,多摩川のタマちゃんを食べようと思うと書かれている.森さんのこの評論集は,非常に痛快だ.自分が知っていること,メディアが報じていること,そこに想像力を働かせて踏み込まなければ,気づくことが出来ない事があることを示している.


僕は理解するということは満足することだと思う.理解した,していない事のスレッショルドは,主観的なものだ.他者を知ることは到底終わりのないこと.終わりの無いことだからこそ,自分は無知である事を認め,違う視点に想像力を働かせてみるべきだろう.この本読んでから,この本について,自分の知っていることについて,メディアが報じていることについて,思考をめぐらせてみることをオススメしたい.

世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)

世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)