テクノ(ロジー)

週末に大学の友人と集まってるなんて話を聞くと、なんかいいなぁと思ってしまったり。
しかし、関東でもid:D_gainさんも割りと距離あるのでなかなか会えないなぁと思う最近。


とか言いつつ、日曜は、MODULATION仲間のMyceさんとNHK技研の一般公開を見学に行ってきました。
以下長文です。

現在普及しているハイビジョン映像よりも高解像度が多数展示されてました。もちろん、めちゃめちゃきれいな映像。
技術的にも非常に面白くて、数Gbpsで転送するとか、分割転送された映像を復号する機器が16個納まったラックを目の前に、これを家庭で実現するとのことでたのしみな限りです。


10m×8mくらいのスクリーンでディープインパクトの最後の出走とか観ました。巨大なスクリーンなのに、観客の顔が一人一人鮮明に見えて、ドットがわからない程の解像度。


ハイビジョンのほかにもUltra-High Speed Cameraでトンボの羽ばたきやLASIC手術で眼球の表面が蒸発する瞬間を捕らえた映像や、小型HARP管で実現された暗視カメラ、光でなく電波で撮影するカメラなど非常に興味深いものばかりでした。


もうすぐNHKのアーカイブがネットから閲覧することが出来るそうですよ。非常にたのしみです。

それ以外に興味深いことは、台本形式のスクリプトを書くだけで、CGで番組が作れてしまうシステム。それこそ簡単に誰でも情報発信者になれてしまいます。あと、50年前の番組制作に使われていたカラーカメラも見れました。さすがに巨大でした。



NHK技研の次には、新宿オペラシティにあるICCに行ってきました。
インスタレーション・アートが中心で、鑑賞者がトリガーとなり作品が返す反応を楽しむ事ができます。

面白かったのは、「マジックミラーに映し出された自分とエアホッケーで対戦する作品。」パックを打ち返すと、マジックミラーの先の自分にパックが飛んでゆく。

もう一つ面白かったのは、「ネット上のページを津波のグラフィックスに変換する作品。」絶えず変化するネット上の情報を鑑賞者を覆うようなスクリーンに映し出され、鑑賞者の動きに応じて波の動きが変化する。


このようなネットや現実世界、仮想世界をつなぐインターフェースとして作品が存在することで、普段認識しているだけではない世界の広がりを感じとることが出来ると思います。
それでなくても、単純にゲーム感覚で面白いかもしれません。
近くにいくことがあれば、一度体験してみてみましょう。


ICCにたまたまデジスタのカメラが来ていたので、Myceさんと共に写ってるかもしれない。