バカの谷

終電があるだけ早く帰れているとも言える、今週のビジネスライフでしたが、昨日は21時に終わらせる事が出来ました。


その勢いで、よっしゃ焼き肉でも行くかーっ(o^∇^)o
と張り切って同期にご飯誘ってみたトコロ、「財布忘れたから行かない」との返答が。
彼は慣れないviに苦しめられたせいで、元気を失っていたようです…。
久しぶりに夕飯らしい夕飯が食べられると張り切ってた自分も元気を失いました(´Д`)



話しは変わって、
水素自動車も電気自動車も排ガスの出ないクリーンな車であることはわかるけど、じゃあ水素や電気を作るのはどうしてるんだろう?
結局、石油からエネルギーを作り出すんだろうか? 実際問題そういう事はよく知らない。知らされてないからなのだろうか。
ハイブリッド車はブレーキのエネルギーをバッテリーに蓄えて、モーターを動かす。燃料効率の悪い始動時の加速にモーターで走るから普通の車より燃費が良い。そういうのはわかる。
温暖化防止のためにNOx、COxを排出しないのはわかる。でも、もし化石燃料を浪費するのなら根本的な問題は解決出来ていない。


個人や小さな集まりで身近に出来る環境対策のうち、最もわかり易いことは光熱費をなるだけ節約する事じゃないかな。それが自然と自分に対して、Win-Winな関係だと思う。
電気が無い生活。電気がなければどうするだろうか? 寒い冬なら重ね着するまでだ。明かりが無いなら日の出ている時間に活動をシフトすればいい。


慣らされた生活。とにかく今の状態で慣れてしまっているから、落ち着いてしまっているから、今ある事にあぐらをかく。そんな感覚になってしまいたくない。
当たり前のように思っていることなんて、ただのローカルルールかもしれない。そんな疑問を持たなくては、間違いに気付く事は出来ない。




この前、森達也監督のドキュメンタリー映画「A」のDVDを買って観てみた。メディアから絶対な悪として扱われたオウム。もちろん、起こした事件はどんなに償ったとしても許されないと思う。しかし、「A」で描かれている教団内の人々は、モンスターとしてではなく、人間としてのありのままの生活だった。
ドキュメンタリーと言えど、面白い。マイケル・ムーアが作ったコラージュ・コメディとは全く違う。でも、一歩退いた視点で観ると、人々が必死にオウムを貶めようとする様が滑稽で仕方がない。真面目に正義を貫こうとしているから、余計に違和感があっておかしい。それこそ正義という名の下に法から逸脱していく教団の外の人々が、監督が言うように、オウム化している。


自分のしている事がそれで問題無いのかどうか、一歩退いて観ると滑稽かもしれない。
それが当然だと信じていればいるほど。